食品の安全性

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 自分ごとですが、胃炎は継続中ですが昨日あたりから吐かなくなりました。ちょっとずつ回復している様です。ご心配おかけしておりまする。すみません。


 食品の安全性が問われていますが、私は日本人は食品を信用し過ぎのように思います。食品工場で作られる食品は安全であって当然ですが、例えばこういう事があります。

 私は諸外国にいく機会が多くありますが、現地ではなるべく現地の人と同じものを食べています。単に安くておいしいのと、興味がある為です。
 同じ店で食べても、当たる人と当たらない人がいます。旅慣れた仲間どうしで言われるのはいくつかありますが、

1、水が合わない。
 これは不衛生という意味ではありません。水が硬質や軟質で調子が悪くなる事は多いです。日本でも東北や関東の人が関西に行くと水が合わない事もあります。逆に日本から見ると不衛生に思えるところから日本に来る人も水に当たる場合があります。


2、疲れが溜まっていて症状が出やすくなっている。
 これはツアーなどですと疲れからお腹が痛くなったりする事があります。人によっては帰ってきてから疲れが出る事もあります。


3、呑み過ぎ(すみません、私です、、、)


4、腐っているものが分からないで食べてしまう。
 実はこれが日本人にはすごく多いように思えます。お弁当という文化が作られ定着したのは日本は長いと思いますが(暖かい国ではお弁当が腐るので外食文化が発達する傾向にあります)、それでどこで何を食べても安全のように考えている節があるように感じる事があります。

 例えば私の仕事のコンサートツアーなどでは現場に入るとほとんどが弁当ですが、場合によっては作られてからかなり時間が経ってから食べる場合があります。現場の仕込みによっては時間が押すからです。
 普通は大丈夫ですが、場合により「この煮物、ちょっといっているね」ということもありますが、それを感じずに食べる方もいます。
 食べている以上、それはその人には問題ないともいえるのですが、細菌性などでは後から効く事もあります。

 例えば日本人の方は、口にしたとたん「うわ、腐っている」といって吐き出す事はほとんどなく、結構ゆっくりした反応を示します。
 それがそういう食べ物がありえるの環境であれば、反応がはやく「これ、腐っている」となりますし、まず口に入れる前の臭いや見た目も総動員します。猫もにおいを嗅いでから食べますし、、、。

 食品工場で作られる食材が安全であるのは当然の事ですが、上記の1−4に関わらず、自分の健康を保つ上では、何も問題が無いことを前提とするよりも、想定できる不利益な可能性を含める方が良いように思います。

 そうしていれば天災やテロに遭遇しても最低でも心の備えが出来てます。
 試合やトレーニングでも同様に思います。

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