私が目指しているもの 6 閑話休題 達人の動きと腹筋の筋肉痛の相関性

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 胴体の使い方の説明をするエクササイズをここ数日試している。かっこ良く言うと「
新規エクササイズの研究開発」だ。

 自分の身体の使い方は慣れている方法ほど楽である。しかも慣れてくるほど動きが洗練されてくるので少しの動きで効果的な動きとなる。

 下手な人は悪い癖となり、上手な人は達人となる。

 達人の動きは素人には分からない。
 楽そうに見えるから自分でも楽に出来ると思うがやると出来ない。簡単な動きほど思った様に出来ない。まったく出来ないものもある。

 これを人が出来る様に教えるのは大変だ。

 教えるのが上手い人はどこが動いていないか見極められるから、「ここをこうして」のようなコツから入り、やがてコツに頼らずに正しい動きが出来る様に指導できる(コツは悪い癖に変化する事もあるからコツは省いた方が良いと私は考えている)。
 これだと指導者の技量により成果が異なる。受け手の感性も大事だ。
 数も限られていてお金も掛かる。


 教える人の技量やコツに頼らず、同じ成果を出せるのがトレーニングであり、(文部省的な)学習であり、一般指導である。
 成果はやらないよりは良いかもが、プロに1対1で教わるよりは遥かに低いだろう。自分なりの変な癖を覚えてしまうかもしれない。
 しかし大量生産が出来て安上がりだ。


 どっちもそれぞれである。自分の目指す道を選ぶだけである。

 私のような指導をしている場合、自分の動きを明文化することは、何げなくしている事ほど説明が難しい。「見て盗め」で済むのならその方が楽である。

 ではなぜ私が明文化するかというと、それは自分の勉強の為なのである。
 自分で動きを分析すると今迄分からなかった事が見えてきて、応用方法が出てくる。
 それを溜めて引き出しを増やしているのである。


 主題からだいぶずれてしまったが、胴のサイドのエクササイズを考えているのだが、不思議な動きを色々とたくさん試すのである。通常のエクササイズの本には無い動きである。多分危ない人に見えると思う。

 それをしていたら斜腹筋が筋肉痛になってしまった。

 私の場合は外斜腹筋と内斜腹筋では(分からない人は解剖図鑑を買いませう)、胴の使いを出すのは内斜腹筋のようである。それをエクササイズで行うと外斜腹筋が分かりやすいのでそっちの方の動きになるようである。それで今は外斜腹筋の起始部が筋肉痛である。

 これを的確なエクササイズを私が作れると、あなたもきゅっとしたウエストをつくれます、、、。

 腹筋のエクスパンドは通常の動きではほぼ無いが、胴体というのはそのくらい速く動けるものなのだなあと、我ながら感心したところである。

 
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