夏時間 2

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 北半球は6月21日頃の夏至の日がもっとも昼の時間が長いと思っている人が多いと思う。

 実はそうでは無い。

 熱帯は、赤道を中心に北回帰線(北緯23度26分22秒)から南回帰線(南緯23度26分22秒)の間だ。
 その地帯では太陽が自分の真上にあるときが一番日が長い(はずだ。実は良く調べていないで書いている)。昼が長い日が1年に2回あるとなる。
 また、熱帯では一年を通して1日の昼と夜の長さがそれほど変わらない。夏も冬も1時間程度の幅で収まっているように覚えている。


 北回帰線より北になると、夏至の日の昼の長さが伸びてくる。
 日本では北海道と、沖縄や小笠原を較べると、だいぶ昼の長さが違う。

 北海道に夏至の頃行くと、朝早くから明るく夜遅くまで明るい。何か得した気になり嬉しい。
 北海道の人から「朝は3時くらいから明るくなるよ」などと聴くと嬉しさのブーストが上がる。朝早く明るいのは寝ているからまったく分からないのだが、それでも嬉しい。
 呑んで酔っぱらってもまだ明るいから、早くから呑むと何となく得した気分になり嬉しい。遠慮なく浮かれていられるのである。


 欧米諸国がサマータイムを導入したくなるのが、何となく分かる気がする。

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