旭化成 特定健康診査・保健指導事業に参入へ

| コメント(0)

(iza)
05/23 12:13

 旭化成は22日、「特定健康診査・特定保健指導」事業に参入すると発表した。2008年度から企業の健康保険組合などに特定健診・保健指導が義務付けられることから、旭化成は健保組合と契約し、健診データの分析・解析、保健指導計画の策定などの業務を請け負う。日本栄養士会と連携して事業を展開する計画で、10年度に10億円規模の売上高を目指す。

 従来、企業の定期健康診断は従業員のみが対象だったが、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を重視し、糖尿病などの予防を進めて医療費抑制につなげることを狙いに、08年度から特定健診・保健指導が企業の健保などに義務づけられる。これにより企業の健保、国民健康保険などの被保険者や被扶養者で40~74歳の人を対象に、年1回診断を実施することになる。

 対象者は約8000万人にのぼり、現状の健康診断事業者だけでは対応できず、異業種の参入が相次ぐとみられていた。

 特定健診・保健指導では、健康診断、健診データの分析・解析、保健指導計画の策定、指導の実施、計画の報告などが行われる。このうち旭化成はデータの分析・解析以降を健保組合から請け負う。また、指導計画策定は医師、管理栄養士ら特定保健指導資格者が面談する必要があるため、同社は日本栄養士会が各都道府県栄養士会と展開する「栄養ケア・ステーション」を活用する。管理栄養士は、初回の面談以降も電話やメールのやりとりで3~6カ月間、指導する。

 旭化成は、管理栄養士と提携して一般家庭向けに食事の栄養分析・アドバイスサービスを展開しており、このノウハウを新事業にも活用していく。同社は健保組合と契約し、3カ月の支援コースで1人あたり1万8000円でサービスを提供する計画だ。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/53234/

コメントする

アイテム

  • first-spa-20141220-768883-magazine.jpg
  • first-po-20141124-13947-magazine.jpg
  • Harbor_business_13169_1.jpg
  • thumb-ng-20141120-20141120003-world.jpg
  • img_0df3642ef8b1753b98d4302ab0eb81f05123.jpg
  • img_aa5ca59abad9fedb1131ef9261d007889378.jpg
  • img_ede49a2fbc6b525fa060b16acf43a8a710763.jpg
  • img_2db2e6ad9c90ec3ff8fe317dd7b087df11708.jpg
  • 141116-1Pasted Graphic.tif
  • 141115-2Pasted Graphic.tif
  • 141115-1Pasted Graphic.tif
  • img_528639ae1fcb7547a8a3f110be5bb4bf23004.jpg