（夕刊フジ）
風邪をひくと４万円の損失！？ 風邪をこじらすと熱や咳、鼻水などさまざまな症状が出て仕事が思うようにはかどらない。それでは、風邪をひいた場合、職場における生産性はどのくらい損失するのか。
「コンタック総合研究所」がこのほど、２０−３９歳の働く男女２００人を対象に風邪に関する意識調査を行った。その結果「５日間で約４万４２７０円、１日あたり８８５４円の損失」だった。
金額は自己申告なので、中には「お前は毎日８０００円分も働いてない」と異論を唱えたくなる上司もいるかもしれない。ちなみに男性平均は５万４００円、女性平均は３万２１００円。年代別では、最も自己評価が高かったのが２０代男性で、５万８３７５円。自身はいかがだろう。
他に「風邪をうつされる場所」は４人に３人が「職場」で風邪は常に身近な存在だが、風邪をひいても７割の人が「仕事を休みづらい」と思っている。その理由で圧倒的に多いのが「代わりに仕事をしてくれる人がいない」（７５％）と、責任感の強い２０、３０代サラリーマンの実像も浮き彫りに。
さて、いよいよ風邪シーズンも本番。「４万円の損失」なら、思い切って休養し、万全の体調で仕事に励んだ方が得ではあるようだ。
[産経新聞社：2007年11月02日 17時25分]
http://newsflash.nifty.com/news/ts/ts__fuji_320071102013.htm
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