脳血管疾患は北日本が中心 都道府県別の死因分析

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共同通信社

【2008年4月7日】

 脳血管疾患による死亡率は北日本が高く、肝がんは西日本が高い-。厚生労働省が4日、発表した生活習慣病に関する都道府県別の死因分析結果で、こんな傾向が明らかになった。

 同省は「地域によって差がある理由ははっきりしないが、地方自治体などで疾病の予防対策に役立ててほしい」(老人保健課)としている。

 調査は2006年の人口動態統計(厚労省)と推計人口(総務省)を基に、年齢や性別による人口構成の違いをなくすよう統計処理した上で、11種類の疾病について都道府県別の死亡率を比較した。

 それによると、脳血管疾患による死亡率1-3位は男性が岩手、青森、秋田、女性が岩手、秋田、栃木で、北日本が目立った。肝がんによる死亡率は男性が福岡、佐賀、広島、女性が佐賀、福岡、大阪の順で高かった。

 乳がんによる女性の死亡率が最も高かったのは東京で、最も低かったのは三重だった。

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