共同通信 2014年8月18日 18時48分 (2014年8月18日 19時15分 更新)
江戸時代の測量家、伊能忠敬(1745~1818年)が作成した日本地図で、北海道は全域が探検家、間宮林蔵(1780?~1844年)の測量に基づくとする分析を伊能忠敬研究会が18日発表した。北海道は北岸部分が間宮、南岸は伊能の測量によるとされていたが、定説を覆す可能性が出てきた。
研究会は、伊能が1800年に北海道南岸を測量してつくった地図の電子データと、約20年後に完成した全国地図の画像を比べた。二つの地図を重ね合わせると、南部の海岸線は最大数キロ程度ずれていたことが分かり「同じ測量データを使ったとは考えにくい」(研究会)として間宮の寄与が浮かび上がった。
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140818/Kyodo_BR_MN2014081801001759.html
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