2014年6月19日(木)12時40分配信 マイナビウーマン
断食というとデトックス効果がまず挙げられます。体に溜まった老廃物を排除してきれいな体を取りもどすと心まで洗われますが、断食にはさらに体を強くするといううれしい効果もあることが新しい大学研究で報告されています。
何でも半年ごとに数日間づつ断食するだけで、体がサバイバルモードに入り免疫力が強化されるというのです。
「飢えると体はエネルギーを節約しようとします。その節約法のひとつは普段使われない免疫細胞、特にダメージを受けた細胞をリサイクルすることによりエネルギーをセーブするのです」とサウスカルフォルニア大学のバルター・ロンゴ氏。
ロンゴ氏率いる研究チームは、6カ月ごとに2日から4日間断食することで体がサバイバルモードに入り、脂肪や糖分の貯蓄を使い切り、古い細胞を排除していくことを発見しました。
ロンゴ氏によると「すると体が幹細胞に新しい免疫システムを再生するようシグナルを送る」ということ。体が自ら新しい免疫システムをつくろうとするため、すでに老化や化学療法などで大きなダメージを受けているときに有効だといいます。
実際、試験プロジェクトでもがんの化学療法を受ける72時間前から断食をすると、白血球へのダメージが少ないことが確認されています。
まさに体の自然治癒力をうまく利用した自然療法です。上手に利用したいですね。
Fasting for just eight days a year could boost the immune system, new study finds http://www.dailymail.co.uk/health/article-2650456/Fasting-just-eight-days-year-boost-immune-new-study-finds.html
http://news.nifty.com/cs/item/detail/mnwoman-20140619-mw2828541/1.htm
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