毎日新聞 7月26日(土)15時39分配信
兵庫県尼崎市の県立尼崎西高校のグラウンドで今年5月、陸上部員が投げたやりがサッカー部員の男子生徒の脚に当たり、数針を縫うけがをしていたことが県教委などへの取材で分かった。陸上部の顧問が練習に立ち会っていたが、安全確認を徹底していなかったという。
県教委や同校によると、5月7日午後5時35分ごろ、大会に向けて練習していた陸上部の男子部員が投げたやりが、43メートル先でボールを取ろうとしていたサッカー部の男子部員の左脚に当たった。グラウンドでは当時、陸上部員が北側から南側へやりを投げる練習をし、サッカー部は南側で練習中だった。
サッカー部の生徒は病院へ救急搬送され、足を数針縫ったが、2日後から通学したという。同校は「大ごとではない」と判断し、警察には届けなかった。事故後、グラウンドでのやり投げ練習を中止し、各部に安全な練習計画を徹底するよう求めた。【久保聡】
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最終更新:7月26日(土)17時37分
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