2014年7月26日(土)21時32分配信 マイナビウーマン
海外に旅行や出張、滞在時間をできるだけ有意義に使いたい!そんな時は時差ボケを一刻も早くリセット!日の光が睡眠サイクルに影響することは既に多くの調査で分かっていますが、山口大学が今回行った調査では、食べ物による体内時計への影響を調べました。
そうしたところ、インシュリンに体内時計をリセットさせる働きがあることが明らかに!
研究員によると、ひとつひとつの細胞が小さな時計を持っていて、それらの細胞が集まって体全体の睡眠パターンに影響しているとのこと。この時計が、インシュリンによってそれぞれの細胞内の時計をリセットし、睡眠パターンを変えることが分かったそう。
実験では、マウスに夜中に通常よりも多い食事を与え、その肝臓の細胞をスキャン。すると、糖質やでんぷん質の食事を多く摂った時に膵臓から出るホルモンであるインシュリンが、細胞内の体内時計のリズムに影響を与えていたとのこと。
調査に携わった同大学の明石氏は、インシュリン値を上げる炭水化物を夜に多く食べて寝て、朝食にその反対の食事を摂ることで、時差ぼけを早く解消できるようになる、と説明しています。
ただ、不眠症の人にはインシュリンによる副作用が見込まれるほか、インシュリンの分泌に問題のある糖尿病の人などには不向きのよう。
夕食にがっつり炭水化物、ダイエット中の人はちょっとためらってしまいそうな方法ですが、海外での滞在を思いっきり満喫するため、試してみてはいかがでしょうか?
http://news.nifty.com/cs/item/detail/mnwoman-20140726-mw3239676/1.htm
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