2008年5月アーカイブ

 体脂肪はおもに中性脂肪とよばれ、1つのグリセロール(グリセリン)に3つの脂肪酸が繋がっている。  脂肪酸は前章で書いた様に何種類もあり、どの脂肪酸とグリセロールがついているかで脂肪の性質が異なる。 ...
続きを読む
脂肪  主に動物に含まれているものを動物性脂肪、植物に含まれているものを植物性脂肪と呼ぶ。  動物性脂肪は、体内で主に炭水化物から合成され、肝臓脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪に蓄積する。  蓄積された脂肪は...
続きを読む
 10g のアミノ酸は、 10g のタンパク質です。  吸収が速いから少ない量で同じ肥大効果があるというのは、あり得ないです。  そのため、一日を通して必要なタンパク質の量は、同じ量となります。  例...
続きを読む
EAA  必須アミノ酸8種をブレンドしたもの。それぞれのメーカー独自のバランスとしている。  メーカーのポリシーによるだろうが、幼児期の必須アミノ酸のヒスチジンは含まないと思われる。  実のところ、個...
続きを読む
コラーゲン [英]Collagen [学名]Collagen  全身のタンパク質の約30%はコラーゲンである。全身のタンパク質が約20%とすると、全身の組織の5~6%程度を占める事になる。  コラーゲ...
続きを読む
 クレアチン [英]Creatine (=メチルグリコシアミン)  クレアチンはアミノ酸ではないが、アルギニン、グリシン、メチオニンの3つのアミノ酸から合成されるものである。  ATP 代謝回路の最も...
続きを読む
 必須アミノ酸の、バリン、ロイシン、イソロイシンを、BCAA(Branched Chain Amino Acid、分岐鎖アミノ酸)と呼ぶ。  サプリメントでは、それぞれを1:2:1程度に配合したものが...
続きを読む
 グルタミンは、体内で合成される為、非必須アミノ酸として扱われる。  筋肉に最も多く含まれるアミノ酸で、筋肉の約 60% はグルタミンからなっている。そのため「筋肉にプールされている」と表現する場合も...
続きを読む
アミノ酸の科学構造    H    l  RーCーCOOH    l   NH2  アミノ酸は、一つの炭素(中央のC)カルボキシル基(右のCOOH)とアミノ基(下のNH2)、水素(上のH)が付き、アミ...
続きを読む
 アミノ酸はタンパク質の構成単位である。  その最小単位が1つのアミノ酸で、アミノ酸分子と呼ばれ、フリーフォームとも呼ばれる。  アミノ酸分子が2~10繋がったのがオリゴペプチド、10~100繋がった...
続きを読む
 プロテイン(プロテイン粉末)と言うとなぜか特別視する人がおられるのだが、単なるタンパク質の粉末である。  どうしても意識してしまう方は、「タンパク質」と言い換えてほしい。そうすれば整理が付きやすい。...
続きを読む
 プロテイン粉末は、単にタンパク質の粉である。  プロテイン粉末が、運動選手やボディビルディングでポピュラーになってからだいぶ経つ。  またそれとは逆に、運動をしない人にはプロテイン粉末はなにか特別な...
続きを読む
 アミノ酸スコアが 100 であれば、タンパク質の働きは同じだと言われている。  大豆のアミノ酸スコアは以前は低いとされていたが、今は 100 と改訂されている。  アミノ酸スコアが 100 以下の食...
続きを読む
 運動時の食事ではタンパク質の量が通常より必要となる。  これは筋肉を作る(または補修する)のもあるが、骨や骨髄、血液なども損傷を受けたり破壊され再生されるのでその分も必要となる為である。  運動に因...
続きを読む
 食物繊維は人の消化酵素で消化する事の出来ない、食物中に含まれる成分の事を示す。主に植物に多く、多糖類が多い。  食物繊維には、消化管機能や腸の蠕動(ぜんどう)運動の促進、栄養素の吸収を緩慢にしたりす...
続きを読む
 代謝の最終過程は ATP 回路における分解と再合成である。これに必要なものはタンパク質、炭水化物、脂質である。  ビタミンとミネラルは ATP 回路に直接の関与はしない。ただし回路の潤滑な働きには必...
続きを読む
 運動時は通常の食事と比べて、摂取量、割合、タイミングなどで異なる点がある。  「競技の成績を上げるため、運動の効果を出しやすくするため、より良い方法を探る」と考えてほしい。  けがや故障から守る為に...
続きを読む
 しばらく食事について書きたいと思う。  食事に数値化という概念を最初に持ち込んだのは西洋の栄養学だろう。  例えば旧ドイツ軍では 「兵士の一日当たりのパンは何グラムで、、、」 という記載がある。  ...
続きを読む