初心者のレジスタンストレーニング 16、デッドリフトの良くいわれる勘違い

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 デッドリフトで良くいわれる勘違いを上げました。


 腰が怖いからやらない

 「デッドリフトは腰が怖いからやらない」
というのは全く意味がなく、
 「腰の安全の為に正しい椎骨のアーチを保ち、筋肉を強化する」
と考え方を変えましょう。

 この種目で正しいアーチを覚えないと、他の種目でも危険を内在したままとなります。
 
 
 
 腰が怖いから上体は前傾させない1

 デッドリフトは、股関節の伸展を含めたトレーニングです。
 股関節の伸展を動員する事で重重量が扱える事になります。
 上体を前傾させないと股関節が屈曲しないので伸展もなく、脚だけで挙げる事になります。
 そうすると動員筋が減るので挙上重量が下がり、欲するトレーニング強度が保てません。
 それでいて腰のアーチが保てないと、不安要素は同様に残ります。
 
 
 
 腰が怖いから上体は前傾させない2

 上体の前傾が増えるから、腰や椎間板の負荷が増える訳ではありません。
 それらに悪い条件は、腰のアーチがきちんとしない為に椎間板等に無理な力が掛かって発生します。
 腰のアーチがきちんと保たれていれば、椎間板は強い重量にも耐えられる作りになっています。
 
 
 
 代替え種目としてベントオーバーロウ

 代替え種目としてベントオーバーロウとするのは私は賛成できません。
 ベントオーバーロウもデッドリフトも、きちんと覚えない限り危険なのは同じですし、ウエイトの扱う位置が遠位になる分ベントオーバーロウの方が難しい種目と考えられるからです。
 
 
 
 フルに追い込む

 デッドリフトは安全の為にフルに追い込む必要は有りません。
 10RM 重量で 5rep を 2set などで充分な刺激が入ります。
 
 
 
 最後にやる

 他の種目と組み合わせて行うときは、安全上最初に行うべきです。
 
 
 
 いろいろな種目と一緒にやる

 上達して強度な刺激が必要なときは、それだけの日を作るべきです。


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