インナーマッスル 9、体幹背面のインナーマッスルのトレーニング方法−2

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 コアマッスルトレーニング(コアトレーニング、体幹トレーニング)

 コアトレーニング(コアトレ)と呼ばれるもので、その通り体幹の筋を鍛えるトレーニングです。
 言葉の本来の意味からすると、コア(体幹)をトレーニングすればトレーニングの種類では何でも当てはまりますが、通常は自重を用いたり、バランストレーニングに近い内容を指す事が多い様です。
 また、コア(体幹)全体を捉えるもので、最大限広い範囲としては、大胸筋や僧坊筋から、腹背筋を経て、大臀筋、大腿筋程度まで含みます。
 本来はこのように全体を範疇とするもので背面だけを指すものではないですが、今回は背面のトレーニングについて書きます。

 代表的な方法として、バランスボールやバランスディスクを用いたものが上げられます。
 またそれらを利用し不安定な状態を作り出して、ウエイトやメディシンボールを用いてトレーニングする場合が有ります。

 例
・バランスボールに背を付けてベンチプレス。
・バランスボールの上に座り体幹捻り運動。
・バランスディスクを二つ用意し、左右に置き、その上でスクワット。
・バランスボール1つ用意し前部に置き、そこに前足を載せてメディシンボールを用いて捻り運動。

 これらの方法では、明らかな筋肥大というのは目指せないと思われますが、思わぬ方向から刺激が入るために姿勢保持の筋に刺激が入りやすくなります。

 但しこの方法も熟練すると慣れてくるので、最初のうちは効いてもやがて効きにくくなるので、発展状況によりアンバランスの具合を上げる必要が有ります。
 「バランスボールの上に立ってスクワット」などが代表的な例ですが、転ぶ危険性が増え後頭部をぶつける可能性が増えるので、果たしてそういう危険を冒してまで行うだけのトレーニング効果があるのかと言うと、そうでもない気がします。

 コアトレーニングについては、改めて詳しく書きたいと思います。
 
 
 
 ヨガやピラティスの様なトレーニング。バレエやダンス、日舞やお茶のようなお稽古。

 これらを身体の運動やトレーニングとしてみた場合、ある程度ひとくくりにして良いと考えています。文化的な背面は今回は問わないとします。

 日常の動作では慣れが生じるので、人それぞれで使わない筋肉が出来てきますが、それらを強制的に使う事となり、その結果、バランスが良くなってきたり、可動範囲が広がる事が考えられます。

 これ自体に積極的な筋肥大効果や何らかの生理的な運動効果があるかと言うと、運動強度(心拍数の上昇を伴うもの)が弱ければ少ないでしょうし、強ければそれに応じて上昇すると思います。
 しかしレジスタンストレーニングやバランストレーニングのような大きな運動を伴うものと較べると運動強度が低いのは明らかなので、それらと同様の効果を狙うには無理が有るでしょう。

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