トレーニングプログラムの組み立て方20 指標となるもの7 体力検査の項目

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7、体力検査の項目

 このシリーズの
「トレーニングプログラムの組み立て方6 どのようにトレーニング計画を立てるか2」
http://hisajp.com/blog/sportsandwellness/2009/01/design-rt6.html

で例として記した JISS やその他の団体の測定内容は次の通りです。

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 JISS での測定内容
( http://www.jiss.naash.go.jp/ リンク先が消えたのでリンクを消してあります)

< JISS で測定している項目 >
・全身反応時間(マットスイッチ)
・握力・背筋力
・最大疾走能力(電気計時)
・立ち幅跳び
・立ち3団跳び
・メディシンボール投げ
・反復横とび(100cm 幅)
・上体起こし(30秒腹筋)
・ベンチプレス 1RM
・スクワット 1RM
・ヘクサゴンテスト(右・左回り)
(守田誠 国立スポーツ科学センタートレーニング指導員 コーチングクリニック 2009年2月号 P54)

となっています。
 私もそれに近い内容ですが、併せて身体測定(身長、体重、体脂肪率、周囲測定)や、姿勢の写真撮影などをしたりします。

 また、こういうのも有ります。
http://morinaga-blog.morinaga.co.jp/supportproject/2008/07/post-87de.html

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 測定内容そのものはシンプルで、特に難しい物ではないです。あえていえばヘクサゴンテストは一般的ではないですが、運動をしている方であれば何らかで目にした事があると思います。

 このようなテストがすべて同様に行われていれば、競技別特性やその中で自分の居る位置(レベル)がどこなのかが分かるのですが、国や団体によって異なります。

 そのためすべてが同じ条件で検討できるかと言うとそうはならないのですが、これらの中でも、握力、背筋力、ベンチプレスやスクワットの1RM出力、上体起こしなどは比較的多くの団体でテストされている様に思います。

 これらの kg や回数で表すものは数値化しやすいものです。

 1RM 挙上重量は体重 100kg の人と 50kg の人では体力が違うので、通常体重比で表す事が多く「1RM ベンチプレス体重比何 %」の様に言います。
 このような数値は筋出力がどのくらいにあるのかの目安になり、参考にしやすいものです。

 また、トレーニングプログラムを立てる際は、中長期的にどこまで行けるかが目標になりますが、こういうものの指標にもなります。

 このような計測は中長期に渡って同じ検査項目を計る事で、体力の向上の目安にする事が出来ます。
 
 
 
 また、文部科学省がだしている体力測定などもあり、これは小中高くらいまでの統計です。
 スポーツで継続して良い成績を出すには、平均より体力的に上回っている必要があると思われますが、そのような場合の指標になります。

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