漢方の食材の考え方4 料理での組み合せ方

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 食事では、体質により食材や調理法の組み合せを変えます。

 それぞれの食材の量は何グラムという考え方ではなく、「一般的な量」となります。

 例えば、中庸の方であれば、冷と温を同じ品数で摂ると良いと考えられます。冷える野菜と温かくなる肉という組み合せです。

 冷え性の方の場合は、温の食材を増やしますが、かといってすべてを温にするという事はせずに、最低一つは冷の食材を入れる事とします。


 とはいえ、これらは普通に行われており、寒気を感じる体調や真冬でも、身体を温めると考えられている根野菜だけを摂るかと言うとそうでもなく、葉野菜や果物を摂る事があります。却ってそれが普通のバランスでしょう。

 肉や魚介類にしても、それだけ食べるかと言うとそういう事は無く、野菜類を足す事が多いです。


 そのため、近頃体調が以前と較べ優れないとか食べ物が合わないと感じる様になってきたら、季節や体調の変化に対して、食材の組み合せや料理方法のバランスが合っているかどうかを見直してみると良いでしょう。


 今回はあくまで概念の紹介として書いています。
 そのため、概念の例を越えるような具体的な個別の症状や、病気に対しての記載は省いています。

 これらは専門家の方により詳しく書かれているものがありますので、それらで勉強していただければ幸いです。

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