コミュニケーションスキルが最も大事だと私は考えています

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 どの業界でも専門家の仕事というのは問題に対しての解決なので、その為にはコミュニケーションスキルが最も大事だと私は考えています。専門職なので当然専門の技術は既にあるためです。
http://hisajp.com/blog/news/2008/10/communication-problem.html

 私の仕事の本社というか元の本業?は輸出入業務です(でした)。外国の方を相手にするものなので日本の常識は通じません。
 そのため都度のコミュニケーションが大事で、またすべてを明文化しないとなりません。
 暗黙の了解というものが無いです。


 初取引のお客さまや、発展途上国内でドメスティックな仕事をされているお客さまですと、
「自分の言う事は相手は分かっているだろう」
という前提で話しを進めてこられるので、一番大事なところで吃驚するような問題と直面します。

 「分かりましたか?」「ここまで大丈夫ですか?」と念には念を押し了解を取った後でも、ほぼ必ずどんでん返しが有ります。


 これと同じものを日本国内で仕事をしているとすごく感じます。

 日本は世界でも特殊な国です。
 産業力が2番目くらいでしょうがその範囲で経営が成り立ってしまうため、外国に合わせる必要が有りません。
 自分のやり方のまま進めればどうにかなりますし、外国に向けて取引をするような部署や人数は非常に限られているので、こういう話しが必要な人も少ないです。それでも輸出大国です。


 日本で仕事を見ていると、
「相手は分かっていて当然」
という気持ちがどこかで生じるらしく、非常に非論理的な展開を多く見かけます。

 「分かっていて当然」
という強い自我ではなくても、
「相手は分かっていてくれているだろう」
というものに近い気がします。


 これは発展途上国の人の理論に本当にそっくりに感じます。


 こういうのは、運動への相談を受けるときに非常に感じます。

 身体は年齢や性別や生活内容によって非常に変わるものなので、そういう条件が表示されないと何も分からないものです。
 医療であれば「診察」という行為が法で定められているため上記のような必要な事はほぼ分かります。

 スポーツや健康に関してはそういう法による規定が無いので、電話やメールで相談を受ける事もありますが、そのような際に
「相手は分かっていてくれているだろう」
という根拠の無い期待が有る様に感じる事が多いです。

(続く)

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