初心者のレジスタンストレーニング 14、初心者の挙上重量とセット数

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 フォームを覚えるまでは、軽めの固定重量で数セット挙上する

 固定重量で組むセットを「重量固定法」とよびます。

 初心者の方がフォームを覚えるには、20RM 重量 * 10rep * 3set 程度行う事が好ましいでしょう。

 フォームを覚えるまでは、重量はむやみに増やす必要は有りません。
 重量は重さが変わると感覚がずれる事も有るので、特に最初のうちほど固定で行う方が良いでしょう。

 また、重量設定ですが、現実的には始めたばかりの頃はどのくらいが 20RM 重量なのか分からないので、「持ってみて不安の無い重さ」で行えば良いでしょう。

 日を替えて数回トレーニングを行うと、やがてフォームに自信がついてきて、また少し重めの重量にチャレンジしたくなるので、そうしたら増やしていけば良いです。

 3大種目の初心者の方の設定重量は、都度種目の中で書いていきます。
 
 
 
 3大種目のフォームをマスターしてから、徐々に 10RM 重量に近づけて行く。

 私は、3大種目のフォームをマスターすれば、初心者を卒業して初級者の仲間入りと考えています。
 そうなってから、徐々に 10RM 重量に近づけて行くと良いでしょう。

 筋肥大に適した負荷は、8 ~12RM 重量で、その重量で最大限出来る限り反復する事です。
 セット数は通常 3 set 以上、多い場合は 8 set 程度を組みます。


 きちんと習わない方に多い間違いは、何回も出来る様な軽い重量で 10rep(10回)を数セットで終える事です。
 これでは筋肥大には繋がりません。

 また、初心者のうちは神経系の発達が著しいので、筋肉が肥大していなくても、重いものを扱える様になってきます。
 これは、例えば今までは、筋肉の持っているポテンシャルのうちの 40% の力しか出せていなかったのが、80% 出せる様になるもので、本来ある力を発揮出来る様なった事なので、進歩が早い訳です。

 このような理由で、挙上重量はある程度までは早めに上がって行く傾向にあります。

 そのため、初心者を抜けて初級者になった頃は、この前 10RM 重量だったものが、次回は楽にできる事が有りますから、そのような場合は常時 10RM 重量になる様に調整しましょう。


 どんな場合でも、気を抜かずにトレーニングを進めてください。

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