初心者のレジスタンストレーニング 2、初期段階の説明1

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 レジスタンストレーニングの初心者のうちに覚えた方が良い事は、前述した様に正しいフォームであり、それによる効かせ方だと思います。パンプアップの方法などはまだ不要でしょう。

 俗にいう「パンプアップのさせ方」はこの段階ではまだ不要でしょう。

 ビッグ3(スクワット、デッドリフト、ベンチプレス)がある程度正しいフォームで出来る様になるのに、私の見させていただく方の場合は一ヶ月間くらい掛かることが普通ですが、その間に挙上重量は徐々に上がってきます。

 これは初期段階では、精一杯やっているつもりでも精神伝達系の未発達で発揮されるパワー(動員される筋線維の数)に直結しなかったり、おそるおそるやっていたのが慣れるに従い楽に出来たりするので、筋肉の肥大は無くても挙上重量が上がってきます。

 この段階で10RM 重量を量ってみても日々の発展が早いので、正確なデータは取れないでしょうから、あまり意味が無いと思います。
 
 
 
 こういう順応期間に1ヶ月間くらい掛けると(実際には急ごうとしても掛かってしまうのですが)、関節が徐々に強化されてきたり、食事も気をつける様になるでしょうし毛細血管が徐々に発達してくるなどで、血圧が良い値に変化してきたりします。血中中性脂肪やタンパク質量やアルブミン比の値なども向上してくるのだと思います。

 こういう順応期間はレジスタンストレーニング(ウエイトトレーニング)に関わらず、ウォーキングでもジョグでも何で同じような過程を経る必要があるのだと思います。


 ただし、レジスタンストレーニングは簡単に出来ない正確の為、前後の準備が必要で、それには身体のメンテナンス(クーリング、ストレッチ、栄養補給など)をきちんとする事や、無理な荷重やオーバーワークをしない事に気にしていれば比較的故障は少ない様に感じます。

 ウォーキングやジョグのような安易な運動(トレーニング)の方が却って
「関節が痛い」
というような事を見受けます。


 エビデンスでは、ソースは忘れたのですが、
・初心者のトレーニングでは、レジスタンス運動の方が、有酸素運動より故障が少ない
 というような旨の調査結果があります。

 これは着地の衝撃性の問題などがウォーキングやジョグにはあるため、その様な結果を導きやすいのだと私は思うのですが、エアロバイクとの比較が有れば良いのかもしれません。
 とはいえこういう一面性だけを見てもあまり意味が無い様に感じるので、とりあえず今回はこの話しは置いておきます。

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