初心者のレジスタンストレーニング 21、スクワットで良くある勘違い

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脚が太くなるから深くしゃがまない

 こういわれるのは比較的女性の方に多いのですが、浅いほど前腿が太くなります。
 また、奇麗なヒップラインを作るには、しっかりとしゃがむ必要が有ります。
 
 
 
 腰が怖いから上体を前傾させない

 これはデッドリフトのところで説明した様に、腰のアーチの問題です。前傾角度の問題では有りません。
 また、状態の前傾角度は、バーの担ぐ位置によって重心位置が変わる物理的な結果です。意図して「前傾させない様にしよう(または前傾させる様にしよう)」というのは、トレーニングのフォームとしてはあまり正しくない考え方です。
 
 
 
 膝が怖いから深くしゃがまない

 膝や周辺部位に何らかの障害が有る場合は別として、フルスクワット(大腿骨が水平)の位置まではほぼ問題は無いと考えられています。
  
 
 
 疲れるからスクワットではなくてレッグプレスをしている

 スクワットはクローズキネティック(過重動作。体重がかかる事)、レッグプレスはオープンキネティック(非荷重動作)に分けられます。

 前者は動作に体重が乗る事で負荷が高まります。また実際のスポーツ等では体重は掛かっている動作がほとんどです。

 後者は体重がかからないため、体幹を支える必要がないので楽なのですが、反面実際の動作に直結する形で体幹が鍛えられません。また、その分負荷を増やす必要があります。

 まずは軽い重量からきちんとしたスクワットを行い、負荷に耐えられる様にして行きましょう。


2014/10/26 改訂
2008/12/03 初版

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