トレーニングプログラムの組み立て方5 どのようにトレーニング計画を立てるか1

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 「トレーニングプログラムの組み立て方」などと書くと難しそうな気がしますが、どんなに高度なトレーニングでも、行う事は

「有酸素」
「筋トレ」
「全開で走る」
「飛んだり跳ねたり、重いボールをぶん投げたり」
「寝転んだ状態から跳ね上がって走ったり、ちょこまか走ったり」
「地味に耐える感じの筋トレ」
「グニャグニャしている物や、滑る物を使ったり」
「ストレッチ」

のようなものしかなく、実際にやる事はこれらを組み合わせて行うだけです。

 競技目的のトレーニングであれば、必要に応じて競技の道具を用いたり、試合と同じような形式でトレーニングをしたりします。

 これはトップアスリートでも、小学生でも高齢者でも、メタボ対策でも、男性のビルディングでも、女性のシェイプアップでも、どれも同じです。

 「プロやオリンピックの選手は、なにか特別な方法をしているのだろう」という事はありません。
 一般の方にしにくいだろうと思われる事を挙げれば低酸素トレーニングなどが考えられますが、だとしても基本的には酸素濃度の問題だけで「有酸素」なり「全開で走る」の発展です。


 トレーニングは、「これらの単純な方法の積み重ねでいかに良い結果に繋げるか」ということです。

 しかし具体的に
「いつの時点で何をどうするか」
と考えると難しくなってきます。

 そういう全体の組み立て方がおろそかのまま、「有酸素で痩せましょう」とか「筋肥大には」というようなものだけが先行しているので、全体を見通す組み立てが出来ないとなります。
 
 
 
 トレーニングを効率よく進めるには、

1、測定
2、分析し問題点を洗い出す
3、トレーニング計画を立てる
4、トレーニングを行う
5、予定のトレーニングプログラムを終えたら再測定し、結果を検証する
6、次に進む

の繰り返しが重要になります。


 それぞれのトレーニング技法は大きく分けると上記のようなものになるのですが、その中を細かく分けるとたくさんの量が有ります。
 それらを全部知っている必要が有るかと言うとそのような事はなく、必要なところは必要な時点で調べれば良いですし、誰かに聞いても良いです。

 トレーニングのそれぞれの技法を細かく知る事よりも、「トレーニング全体をどう組み立てるか」という考え方の方が大事です。
 きちんとした本には根本的な組み立て方が書いてありますからそういうのを読んだり、または講習会で勉強するのも良い方法でしょう。


 こういうことは知識で解決を計るものですが、
「お前が何でも知っている訳ではないだろう」
とお考えになる方もおられるのですが、
「人類の英知を結集して解決に近づけましょう」
というと、どなたも納得していただけると思います。

 「知識で解決」というのはそういう行為全体を表す言葉です。

 自分の知っている事だけで解決しようとしても限定されるので、人の知識を借りて、望む結果に結びつける様に努力する事が大事です。

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