姿勢と気の流れ12 身体の捩じれ-1

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身体の捻れの発生の原因

 身体の捩じれというのは、左右バランスと前後バランスの複合的な結果で、かつ単独的なものもあります。
 また同じ原因でもどう出るかは人により異なり、良い様に働く事もその逆の事も有ります。

 例えば左膝だけが曲がって(屈曲)いるとします。
1、まっすぐ落ちると左肩が下がる。
2、左膝が前へ出る事で左骨盤が前へ出ると、時計方向に捩じれる。
3、左腰が後へ落ちると、反時計方向に捩じれる。

 と、3つくらいの異なる症状が現れます。大抵は2番目です。

 このときに今度は右の足裏の形状でアーチが落ちているとすると、右膝が内へ入る事でこっちの方が影響が強いとすると左膝の症状は消されるかもしれませんし、上体が前傾するかもしれませんし、どう影響を及ぼすかは人により異なる訳です。
 下半身が時計回り、上半身は逆と言う事も有ります。

 これにジャンプ動作を伴うと、着地の際は癖の強い方向へ身体が使われて衝撃を吸収する傾向があり、その癖が増長される事が多いです。
 そうすると、その方向の拮抗筋が伸展されるので、それら拮抗筋は発達する傾向が有ります。
 縮むときは伸展が強い方が収縮幅が広いので、これでも発展する訳です。
 これにより、どちらかの大臀筋(ケツ筋)が発達し、逆側の大腿四頭筋が肥大したりするわけです。

 またその中でも片脚は外側、逆脚は内側が発達したりします。
 この様に左右や内外では異なって肥大する場合が多くあります。

2014/9/28 改訂
2009/4/13 初版

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