減量時の食事1 減量、痩身、ダイエットなどの用語の説明

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 減量は食事のコントロールが主です。運動を伴う場合はそれが従になります

 「ダイエット」とは食事療法の事を指し、減量や痩身の意味は有りません。

 「減量や痩身の為の食事療法」という意味で「減量や痩身の為のダイエット」という言い方をするのが正しいです。
 「増量の為の食事療法」という言い方も正しいです。

 そのため巷にあふれる「自転車でダイエット」というような言い方は「自転車で食事療法? 自転車を食べるんですか?」という意味で成り立ちません。


 ダイエットと言う言葉を不適切に理解している為に、減量や痩身は運動で行うものと、誤解している方が多い為に、食事療法や減量が思う様に上手く行かないのだと思われます。

 間違った用法は知性として恥ずかしいです。ここはマスコミ関係の方々は正しくリードされるにお願いしたいです。
 
 
 
 ボディスタイルを向上させるのは、シェイプアップという言葉を使います。まれにスリミングとも言います。これは比較的女性に対して使う言葉です。

 男性に対してシェイプアップという言葉は、痩せる必要が有る方に用いる事が多いです。肥大をさせたい場合などは、ボディビルディングやビルディングという言葉の方が適切に近い気がします。


 減量や痩身はほぼ同じ意味ですが、減量( weight down, weight loss, weight off)は比較的体重の低下全般を含むのに対して、痩身(slimming)はスリム化を指す意味が英語では多いです。
 日本語でもほぼ同じと考えて良いでしょう。
 そのため、痩身の方が比較的シェイプアップに近い意味合いが有るでしょう。

 train down という言葉で、運動やトレーニングによって体重を落とすという意味になります。運動療法という言葉が比較的これに近いでしょう。

 diet は先に述べた様に、食事療法の全般を示します。減量や痩身の意味は有りません。
 
 
 
 体重制競技の場合は、「減量して体重を合わせる」の様な言い方をします。

 審美的スポーツ(体操、新体操、シンクロ等)は体重制限は有りませんが、痩身的な意味が重要となる場合も有るようです。


 一般的な生活では、健康的な意味合いから肥満よりは標準体重や標準体脂肪率やメタボリック基準内でいた方が良い様に思います。

 また審美的な意味やアクティブな印象を与えるために、痩身や減量を望まれる場合も多いです。


 これは文化とも関わっていて「肥満を良し」とする文化も同程度の割合であり、また古い時代ではその傾向が強かった様です。

 現在の米国や日本の様に、米国文化が多いところでは肥満よりは痩せている方が良いという傾向が強い様に感じます。


 私の使っている body-design (ボディデザイン)という言葉は、造語です。


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 今回のシリーズで書く物は、健康増進や審美的、または競技に向けての痩身です。病気の例が出る事も有りますが、それは病気治療の為ではなくサンプルとしての事例です。病気治療の場合は医療機関に問い合わせください。
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お勧めの本
http://hisajp.com/blog/recommended/recommend1.html

http://hisajp.com/blog/recommended/recommend2.html

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